ピースフルニューアースセレブレーション 報告

に行ってきました。

「平和と自然環境へのメッセージに満ちた音楽、芸術、トークを通して、
今、琉球弧で、世界の様々な場所で起きていることをシェアしましょう。」
というイベント。


たしかに自分は沖縄の音楽を愛し、島を愛し、
古代から受け継いだ自然や叡智を次世代に受け継いで行かないと・・・
と思いながら、どこまで沖縄のこと、世界のことを知ってるのか。
辺野古、徳之島への新たな基地建設についても現地の声を知りたい、
このイベントをきっかけにちゃんと事実を知りたいと思った。


≪メインステージ≫ではライブとトークが。
平和への願いが込められたメッセージが届けられ、
熱い言葉に拍手や拳が掲げれていた。
会場の来場者も熱かったけど、
Ustreamで1000人もの人が参加していたみたい。
伝わるんだな。


インディアンの浄化の儀式sundanceでスタート。
司会はこのイベントの主催者PeaceCreationの福井さん
PEACE NOT WAR JAPAN のミュージックコーディネイターや
『SPRING LOVE ~春風~』
の実行委員をされています。
この日行われるはずだったフェスティバルが急遽なくなり、
これもギフトだと直感し2週間しか時間がないなか今回のイベントを企画された。

The ARTH
「もう沖縄の懐の深さに甘えてる場合じゃない。」とSUGEE.


発起人の赤崎さん(左)と福井さんと共にPEACE NOT WARの活動をされている
米国出身の翻訳家・フリーライター、平和活動家キンバリー・ヒューズさん(右)。

Ailie+真砂秀朗さん
Ailieの声に空間が和む。
真砂さんの古代の叡智を運ぶ風のような
インディアンフルートに、会場に風が。



坂田昌子さん(虔十の会)
高尾出身。
高尾の自然を守るために活動していらっしゃるのですが、
よく人からアドバイスをされるという。
アドバイスをしてもらうより、実際にその人自身が考えて行動を起こすための
アドバイスを逆に”求めて"
もらうほうが嬉しい。
それほど、沖縄の人もみんな一生懸命やっている。

実際にアクションを起こしている人の言葉はまっすぐ刺さってくる。

寛容な文化が生物多様性を保護できる。
奄美のジュゴンは奄美にしかいない。
私たち人間が郷土が違えば個性があるように。
その豊かな多様性を大切にしていきたい。

名古屋で開かれるCOP10のホスト国として、意識を見直すいいきっかけ。
ホスト国にふさわしい選択をしていこうと呼びかけを。

そして選挙にむけて環境のことを本気で考えてくれる「MY 議員」をみつけ、
応援しよう!そのためのネットワークをつくろう!
ゆんたく高江
徳之島の高江では話し合いを申請したのに一向に取り合ってもらえず、
仕方なしに座り込みした住人に対して国が訴えた。
訴えられたなかには8歳の子供もいたんだそう。
呆れるにもほどがある。



偵一馬さん
徳之島出身。
土地開発により、おばあちゃんの畑がなくなったことを嘆く唄など、
故郷を想うあたたかい唄を披露。
そして、徳之島では口締疫の影響で、昔から受け継がれてきた
「闘牛」の文化が危うく、その継続に力を注いでいる。



三宅洋平さん
自分たちも勉強するから、国民にもっと分かり易く
子供にも理解してもらえるような政策をしてほしい。

何かを変えるには大切なものを信じて
危ない橋を渡っていこう!
鋭く力強いメッセージが心に火を灯してくれた。



星川淳さん(日本グリンピース代表)
元 屋久島在住。
ネイティブは血のつながりの厳密さより
一緒にご飯を食べ、音をともにだすファミリー。
みんな家族という意識。
そこからいろんなことが解決していく新井さん
旦那様がネイティブアメリカン。

ネイティブには人の祈りを聞いて共有するセレモニーの文化があると荒いノリさん。



重信メイさん(ジャーナリスト)+志葉玲さん(ジャーナリスト )
パレスチナの問題も沖縄の問題も同じ。
遠いところで起こっているのではない。
戦争と基地は世界のどこの国にももう必要ない。



たけるさん + ラキタさん
peace♪♪♪なたけるさんの唄に歓声が。
亡き父どんとさんの平和の意志を受け継ぐラキタさんの唄、あたたかい。
会場にも人が集まってくる。


US for OKINAWA ローブさん
沖縄在住。
沖縄で家族を守りたい、穏やかな生活を守りたい。
お金を軍事に遣うのはもうやめよう。


彼の言葉で、僕らを隔てているのは国境や人種ではないということがわかる。
心のネットワークが大切。 繫げて行こう。と福井さん。

徳之島町長・天城町町長・伊波宜野湾市長から 映像メッセージも。

家の真上を爆音で夜中でも戦闘機が飛んでいる。
もし自分なら・・・家族、友人なら・・・
妊婦や子供の影響なども考えると胸が痛んだ。

沖縄をはじめ、インディアンの聖地など
自然の声に耳を傾け大切に守り抜いてきた環境が
心ないものによって簡単に破壊されいく。

私の実家の京都も緑豊かな自然がどんどん近代的な建物がたち、
泥棒や強盗など頻繁におこるようになった。
近所の人と助け合ってみんな家族のように育った私には
考えられない物騒な事件が起こっている。

そもそも土地は所有物ではない。

そして海も山も川も・・・みんなのもの。


朝崎郁恵さん
「てぃだ」という太陽の唄で涙が溢れてとまらなかった。
夏至前日に大浄化していただいたようで有難い。

楽屋に呼んで頂きそのことを告げると、朝崎さんは私の頭を
「そう・・・」と言いながら優しく撫でてくださった。

「てぃだ」の時カラスが現れ、ずっと飛び交っていたんだそう。
道案内人の八咫烏がきてくれたのかな・・・。


ジンタらムータ+シーサーズ
最後は三味の音色でカチャーシー♪
この底抜けに明るい音色の奥には深い痛みがある。
「闇」から音をだすことで「門」新しい門出を祝し自らを奮い立たせ歩んできた。
もうこれ以上の痛みはいらない。
音で文化で繋がる時代。


琉球弧には類い稀なる豊かな自然環境と貴重な生物が多様に存在している。
これは、日本、世界・・・いや地球の財産だと思う。
人間誰もが年齢性別関係なく心から和むものを大切にしていく。
とてもシンプルなことをすればいい。
生活を守るということ。
戦争、基地はいらないということ。

揺るぎなく確信できることをしっかりと声をあげていきたい。